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セミコンタクトルールについて②一般部の皆さまへ

2026 年 06 月 09 日

一般部・少年部の道場生の皆さん、日々熱心な稽古を重ねられ、敬意を表します。

三郷草加道場責任者の瀬戸です。

数年前より、松井章圭館長率いる極真会館において、伝統的な直接打撃制に加え、「セミコンタクトルール」の試合や稽古が本格的に導入されています。

「なぜ直接打撃の極真が?」
と疑問に思っている道場生もいるかもしれません。

今回はその真意と目的を皆さんにお伝えします。

大前提として、大山倍達総裁が創始された「直接打撃」による武道性の追求は、極真会館の不動の柱です。

しかし、時代と共に空手を取り巻く環境や、求められる技術の幅は進化しています。

セミコンタクトルールを導入している主な狙いは、以下の通りです。

「間合いのコントロール」と
「機先を制するスピード」の体得
直接打撃制の組手では、至近距離での泥臭い打ち合いや打たれ強さがクローズアップされがちです。
一方でセミコンタクトは、一瞬の隙を突くステップ、遠い間合いからの飛び込み、そして
「先に技を当てる」
(機先を制する)
技術が不可欠です。
この「触れさせずに仕留める」
間合いの概念を学ぶことは、直接打撃制におけるディフェンスや攻撃のクオリティを劇的に向上させます。

競技寿命の延長と、多様な門下生のニーズへの対応社会人や学生が、大きなケガのリスクを抑えながら高いモチベーションで競技(試合)に関わり続けられる環境を整えることも、現代の武道団体の責務です。

ルールという選択肢を増やすことで、より多くの道場生がそれぞれのライフステージに合わせて極真空手を全うできるようになります。

技の精密性と自己コントロール能力の向上相手の急所の寸前、あるいはライトコンタクトで技を正確にコントロールすることは、全力で殴り合うこと以上に高度な身体意識を必要とします。

己の力を完全に制御できてこそ、
真の武道家と言えます。

松井館長は「すべてのルールを包括して『空手』である」という大局的な視野を持たれています。

セミコンタクトで培ったスピードとステップワークを、極真ルールのパワーと打たれ強さに融合させる。
これこそが、現代における
「最強の極真空手」の追求です。

道場生の皆さんは、どちらか一方に偏るのではなく、双方のルールの長所を吸収し、ご自身の空手をより奥深く、強いものへと昇華させていってください。
皆さんの挑戦を全力でサポートします💪
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